老朽化原発の危険性                              中性子による金属の劣化・・・照射脆性をご存じですか?

原子炉内の金属は、中性子を浴び続け劣化し、もろくなっていきます。

粘りけ(延性:伸びる性質)を持つはずの金属が、比較的高温でもガラスのようになってしまいます。電力会社は通常運転中は300℃程度なので、心配ないと言っていますが、非常時の緊急炉内冷却の際には、急激な温度変化が発生し、ガラスのように配管などにクラックが入りそこから冷却材が漏れる冷却材喪失事故につながる危険性が出てきます。

緊急時にそのような事故が発生したら、事態は急速に悪化します。

古い原発は危険です。

特に玄海原発1号機は、炉内試験片の破壊検査では、劣化が進んでいるのがわかっています。

しかも、試験片は電力会社が開示を拒否しており、他の研究機関での分析が出来ないようになっているのです。これも、隠蔽の一種ではないでしょうか。

 

上から2番目の動画(抜粋)の元動画(全番組)です。