原発安全神話はいかにつくられたか
NHKラジオ・ビジネス展望 経済評論家 内橋克人
NHKラジオのビジネス展望で2011年3月29日に放送された経済評論家の内橋克人氏のお話です。
私(や)は、今年(2012)再放送されたときに聞いて、感銘を受けました。最近、その放送がyoutubeに動画としてあるのを知り、皆さんにも紹介させていただきます。
動画としてあるのを知った元サイトはこちら↓です。(書き起こしもあります)
http://george743.blog39.fc2.com/blog-entry-1478.html
NHKドキュメント 「原発導入のシナリオ」で学ぼう
原爆反対の動きを潰すには、原子力の平和利用を大々的に歌い上げ、希望を与えるしか無い。
内橋克人さん ~講演会「さようなら原発」
この内橋克人さんが、大江健三郎や落合恵子らと「さようなら原発1000万人アクション」の共同呼びかけ人だったというのを、しばらく知りませんでした。
日本の原発、どこで間違えたのか 内橋克人著
30年前の「原発への警鐘」(1982刊)の復刻版
ラジオで内橋さんのお話を聞いた後、塩谷町図書館でこの本を見つけて読みました。
ラジオに出てくる30年前の著作「原発への警鐘」の復刻版(一部カット有)です。
とてもわかりやすく、放射線の危険性がいかに隠されてきたかが書いてあります。
名著「放射線被曝の歴史」(中川保雄博士、1991初版)を一般の人にもわかりやすくした感じで、しかも、それより10年近く前に、書かれている。
どちらも、すばらしい本だと思うが、福島原発事故が起こるまで、これらの「警鐘」を知る機会ないまま、絶版になっていた・・・。 残念であり、申し訳ない。
これからは、長く読み継がれるよう願いつつ、紹介させていただきます。(や)
おまけ、毎日新聞の書評
http://mainichi.jp/feature/news/20110531org00m040043000c.html
内橋克人さんの毎日新聞取材記事
http://mainichi.jp/feature/news/20120629dde012040069000c.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120629dde012040069000c2.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120629dde012040069000c3.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120629dde012040069000c4.html
http://mainichi.jp/feature/news/20120629dde012040069000c5.html
内橋さんの話は、わかりやすく説得力がある。
☆野田首相の「わたしが責任をとる」はウソ。
(今55歳の野田首相に、)30年後に明らかになる被害の責任は取れない!
☆国民の生活を守るための再稼動?
生活というのは人間の命あってのこと。
生命あってはじめて生活なんで、
人間の命というものをリスクにさらしながら生活を守るということはあり得ない。
☆将来にツケを残さないために増税をする。
だけど、原発の放射性廃棄物自体が未来へのツケじゃないのか?
健康被害の問題のツケも将来へ先送りではないか?
内橋氏の指摘はするどいぞ!