チェルノブイリ事故後の西ドイツも政府の対応はひどかった!
西ドイツ政府のチェルノブイリ事故にたいする対応は、今の日本と同じだったらしい。
当時、西ドイツに居たジャーナリスト山本智佳子氏へのインタビュー動画です。
参考図書)ベルリンからの手紙
この動画でインタビューされている山本智佳子さんの本です。
チェルノブイリ事故直後の西ドイツの状況が、報告されています。
当時の西ドイツの状況が、政府の対応も含め非常に似ていて、参考になります。
「ただちに影響は無い」は、原発推進派の常套句だったのですね。
この本は、アマゾンではもう入手出来ないようですが、
矢板図書館では、閉架(書庫にあって、受付にお願いして出してきてもらう)図書にあります。
参考図書)チェルノブイリの雲の下で
この動画とは関係ありませんが、この本も、チェルノブイリ事故当時、西ドイツに居た著者による事故後1年間の報告です。(ベルリンからの手紙は3年間)
当時原発推進だった政府の、汚染状況の隠蔽や過小評価などの情報操作や、市民の対応(あきらめ無関心派、武闘抗議派、測定自衛派)などが報告されています。
この本も入手が難しいようですが、栃木県では足利図書館にあり、お近くの図書館で申し込めば取り寄せてもらう事が可能です。
西ドイツの当時の状況がわかる、内部被ばくを考える市民研究会ホームページ
このホームページでも、西ドイツの状況がわかります。
リンク:当時の西ドイツに学ぶ「食べものに気をつけた人、つけなかった人のベクレ度」
西ドイツの南部バイエルン州の汚染は、西ドイツ国内でも最も汚染がひどかったが、この地方が農業地帯だったため、経済を優先してしまったそうです。